やりきった感があるなら辞めてもいいと思います

自分の担当している業務に意義が見いだせないとき、過剰に負担が大きいとき、仕事が辛くなるものですよね。

残業がきつかったり、顧客にどうしても共感できなかったり、無意味な業務に時間を取られたりして、仕事が辛くなる経験は誰にでもあると思います。

私が新卒で就職したホームセンターは、業務はとても楽しいものの、日付が変わる残業が年に何度も発生し、月によっては基本給より時間外手当の金額の方が高いようなときもあり、体力的に厳しかったです。

先日読んだ本によると「3年以上、今の暮らしを続けられるか想像してみる」のが一つの目安だそうです。

当時の社内では、みんな問題なく残業をこなしていたのですが、自分の体力では何年もこの仕事は続かないと思いました。

仮に辞めるにしても、次の仕事を探すとき、自分が企業から見て役立ちそうな人材でなければ採用してもらえないと漠然と思いました。

差し当たりできることは、目の前の仕事にきちんと向き合い、スキルを上げ、充実した職業生活を送ること。

それが次の会社で採用してもらえる鍵になると思い、日々の仕事に真面目に取り組みました。

幸い、図書館関係の仕事に転職がかない、何とか体力的に続けられそうな環境に恵まれました。

もっともこの仕事はこの仕事で、辛い部分がありました。

公共機関が相手の仕事なので、とにかく契約書で決められた事からはみ出すことができないのです。

目の前に「解決すべき問題」があり、さほど手間をかけずに解決できるのに、手を出せない場面が多く苦しみました。

何か行動しないと苦しいだけだと思い、著作権の資格を取ったり、資料知識を増やすために職場通信を発行したりと、ハングリーに勉強しました。

不本意な環境にいるときこそ、きちんと仕事に向き合い、今いる環境で身に付けられる限りのことを習得する。

それが、より自分らしく働ける場を得ることにつながるというのが、私の信念です。

やりきった感があるなら辞めてもいいと思います

当時、仕事の悩みを友だちに話したら、「この仕事を卒業できた、と思ったら辞めていいんじゃない?」と言われました。

「自分の中でやり残した課題やクリアできなかった事があると、他の仕事に就いても、また同じ壁にぶつかる」と言われました。

壁を乗り越えられているかどうか、それは自分では分かりませんでしたが、「ここにいても頭打ちだ」と思ったタイミングで転職を決意。

図書館時代に教養の幅を広げていたのが奏効して、大学関係の広告代理店に転職しました。

新しい仕事で辛かったのは顧客問題でした。

担当した顧客(大学)の教育方針にどうしても共感できなかったのです。

しかも上司はこの顧客に強い共感を寄せており、小さな会社だったので他の顧客に担当替えすることも愚痴をこぼすこともできませんでした。

そんな私を救ってくれたのが、とあるNGOでした。

活動内容に強く共感し、賛助会員になりました。

年会費という形で活動費を寄付し、年に数回、活動報告書を受け取るというシンプルな繋がりなのですが、「この奇跡のような活動を応援するために、頑張って給料を稼ごう」という思いが仕事の支えになりました。

活動現場の写真を職場のデスクに貼り、日々、写真を眺めて頑張りました。

「誰かを応援するために給与を稼ごう」という動機も、けっこう気持ちを支えてくれるものです。

結局、上司と信頼関係を築けず現在の広告代理店に転職し、今にいたります。

大きな企業名だからか形式を整えるためだけの業務のために、長時間の残業を強いられることもありますが、今も同じNGOの写真を眺めながら頑張っています。

気持ちを支える何かを見つけること、次に向かうために努力すること、そして転職するなら今の環境で出来るだけ成長してから転職すること。

そんな地味な努力が大事なのではないかと思います。

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